自作ポータブル電源で停電に備えて使い物になるかテストしてみた。

停電時に水が出ない!田舎あるある。浅井戸ポンプ動かない・・・水が出ない・・・あるある。

停電にそなえて自作したポータブル電源が活用できるのかテストをしてみました。天気は晴れときどき曇り。日差しは強く気温も高い日です。ソーラーパネルはリョクエンの50Wパネルキットを使用しています。購入するといろいろとセットで入ってくるので、自分で用意するのはバッテリーがあれば発電と蓄電ができました。

それだけでは電気が使えないのリョクエンの正弦波インバーターを用意しました。

自作ポタ電で動かしてみたいものは浅井戸ポンプです。これで地下水や井戸水などをくみ上げる装置で、配管をつないで蛇口から水が出るようにしてあります。しかし100ボルトの電気で動くために停電になれば蛇口から水が出てきません。 これを生活用水にしている古き良き時代の人には死活問題なので、停電でも水が使えるようにしたいと考えました。

このポンプはテラル株式会社のPG-202ADCというモデルですね。消費電力が480Wと大きく、エアコンを付けっぱなしにしているぐらいの電力でしょうか。水漏れしたり配管がこわれたことに気づかなければ電気料金は高くなりますね。何度か配管のつなぎ目が外れて水が漏れてポンプが回りっぱなしなんてこともありました。

これに買い替えたのが15年ぐらい前のような気がします。結構長持ちしますね。当時はナショナル製品でしたがTERALのNシリーズはナショナルの後継機種で、配管の出入り口が同じ位置の物を選んで購入した記憶があります。取り付けもDIYですね。

その浅井戸ポンプのコンセントを延長コードで引っ張りリョクエンの正弦波インバーターへ繋ぎました。インバータースイッチを入れたりバッテリーカットスイッチも入れて、浅井戸ポンプの待機完了ですが、インバーターの待機電力が発生します。

セルスターの走行充電器IS-330のターミナルに配線をつないでいましたが、12Vの30Aで360Wでは走行充電器のブレーカーが切れてしまします。このためにバッテリーへ直接つなぎ万が一にそなえて、ANLヒューズホルダー80アンペアを入れました。しかもヒューズが5個入りのセットです。

このヒューズを取り付けるのにM8の端子が必要でその他はM6端子だったりもします。このためにM8端子も購入する必要がありました。

現在のバッテリー電圧は13.3V。満充電でソーラーパネルを繋いげば14.4ボルトぐらい表示されます。カーバッテリーに蓄電しているためBAT表示です。

では実際に水をだして浅井戸ポンプをきどうしてみました。

すると電圧はみるみると低下して11.5Vなど変化しています。長時間出し続けていれば11Vを下回るとおもいます。50Wのパネルで480W消費では充電がまにあわないかもしれないと思います

停電によって浅井戸ポンプが動かなくなり水が使えないという状況に備え、自作ポタ電+ソーラーパネルを使ってみました。

結果を言えば大成功でして停電時も水は使えることになりました。

今後の課題としては、パネルの発電量が小さいことで充電が間に合わない、日没後の夜間でバッテリーは朝まで持つのか。

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10A以下はSAE端子を使うみたいでして、この端子は簡単に抜き差しができて便利です。その反面なにかに引っかかればすぐ抜けてしまうことも良くありました。バッテリーとチャージコントローラーの線が抜けないように対策としてビニールテープを巻いてみました。

普段はソーラーパネルで充電しますけど、曇りは雨が続けはバッテリー充電器の出番です。パルス充電機能付きでサルフェーション除去ができる製品が良いですね。

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