節電や停電などアウトドアや車中泊のために、ポータブル電源を制作しました。
市販の部品をそれぞれ組み合わせるだけて組み立てるポータブル電源を制作しました。メーカーのものも良いのですよね。 停電時や被災時や車中泊にキャンプに役立つ一品をDIYです。
メーカー品のポータブル電源も良いのですが、趣味として自分で組み立てるのも楽しいポータブル電源制作です。ポタ電として制作しましたが車での走行充電もできるようにしました。
まずはバッテリー並列ケーブルの端子のサイズがスイッチと合わず、カットして丸端子(R14-6)をとりつけました。圧着端子でもなかなかカシメられず体重を乗せて押していたら、手の皮がむけてしまいました。
配線はプラスを2本の間にスイッチをいれてオンオフできるようにしました。マイナスは1本でつくりました。
部品を取り付ける箱には最初に部品を合わせてドリルで穴を開けておきました。そこにひとつづつ取り付けてながら配線を組んでいきます。
まずはスイッチから。
YFFSFDCというメーカーのロータリースイッチを取り付けました。実際はロータリーになっていないスイッチでしたが、これでバッテリーからのインバーターの電気の流れを止めます。
箱の蓋の上にスイッチが来るように取り付けました。
ふたの裏にはボルトを通してそこにケーブル端子をナットで留めました。
そのプラス赤線をインバーターとアイソレーターIS-330の陸式ターミナル端子に接続をし、マイナスもそれぞれの端子へ接続をしました。
このセルスターの走行充電器IS-330は開放式バッテリーを充電するには調子良いのですが、密閉式のシールドバッテリーの充電には適していないようで、満充電にすることはできませんが無いよりはあった方がいいぐらいの充電器です。しかし、IS-330からシガーソケットと陸式端子があるため、ここから簡単に電気を取り出すことがメリットにもなります。
アイソレーターIS-330とLVYUANの正弦波インバーターをケーブルで繋がりました。
このLVYUAN インバーターはバッテリーと接続するとUSB端子には5Vの電気が常時ながれていました。スイッチはオフでもUSBのランプが点灯しました。
そのためにYFFSFDCのスイッチをとりつけて、常時通電しているUSB端子をオフにすることができたり、バッテリーが放電しないようにと対策ができました。
赤いスイッチをオンにしてインバーターのスイッチをオンにすることで、100Vコンセントを使用することができました。
100VのLED電球の消費電力10Wを点灯させてみました。
さすがに眩しい!! これだけ明るい電気を使えたら停電時には充分でしょう。
インバーターに付属しているシガーソケットケーブルでもこのIS-330に差し込めば使用することができます。ただし10アンペアの120Wまでになりますね。これではインバーターがもったいない状況ですから・・・
付属のバッテリー直接とりつけるワニ口クリップを使えば、定格1000Wまでの最大瞬間2000Wまで使うことができます。実際はそこまで使えませんが・・・
正弦波インバーターなので扇風機やサーキュレーターや換気扇など、モーターを動かすためには正弦波が必要でした。矩形波ではモーターが異音がして壊れそうな感じがありました。
セルスターのIS-330は走行充電ですのでエンジンかけている間のみ充電されるので、エンジン止めている間に充電できるようにバッテリーへSAE端子をとりつけて、ソーラーパネルで充電できるようにしてみました。
ECO-WORTHY 単結晶 12Vソーラーパネル 25W +10Aチャージーコントローラー
25W発電のため充電もゆっくりになりますが、こういうこともできるんだなと実感できました。100Wほどのソーラーパネルなら充電しながら電気を使えるかなと思いました。
これで停電時の電源確保ができましたし、アウトドアでも充電できます。車での走行充電も一応可能になりましたので、制作して良かったなと思いました。