マグナ250のチェーン清掃と注油 『Magna 250 chain cleaning and lubrication』
1994年式のマグナ250のチェーンメンテナンスをしました。 せっかくなのでブリーザードレンの排出もしてみたりしました。
こちらは霧吹きタイプになっていまして、何度も握ってシュッシュッと吹く必要があります。チェーンを動かすために右手ではタイヤを回し、左手では霧吹きをしました。思っていたよりは軽く握ることができますし、缶スプレーとは違って人差し指だけ疲れることもありません。また内容量が500mlもありますので、チェーン清掃を3回~5回ぐらいはできると思います。
チェーン全体にデグリーザーを吹きかけて数分待ちますと、汚れを浮き上がらせるかのように汚れが落ちやすくなりました。 しかもシールチェーンのOリングを傷めない成分でできていますので、チェーン清掃に時間がかかっても安心して洗浄できます。さらに防錆剤も配合されていますのでバイクにとっては都合のいい商品でしょう。
汚れを浮き上がらせたあとはチェーンブラシを使って磨いていきます。チェーンブラシの特徴はコの字型の内側3面にブラシがついていることで、1度に3面磨くことができます。歯ブラシなども利用したこともありますが、1面づつ磨くとなればとても時間がかかったことがあります。コの字型ブラシにすることで時間は4分の1程度になりました。
ブラシで磨いて汚れを落としたら、水で流してあげる必要があるのがこのチェーンデグリーザーです。水道にホースをつないで水をかけることができる環境であればメリットな商品ですが、そうでなければ別に水を用意しなければいけません。これがデメリットになりました。自分はペットボトルで水を汲んできて、何度か繰り返しチェーンにかけてあげました。しっかり洗い流すことができただけで、汚れも落ちたことでチェーンがスムーズに回りました。そのごはエアブローし水分を飛ばしてあげた後は、AZ(エーゼット) MOc-001 バイクレース用 チェーンルブで仕上げました。
チェーン清掃し注油しているとどうしても視界に入ってくるブリーザードレンホースがあり、こちらは栓をしてあるのでホースバンドを緩めて抜き取りました。すると大量のオイルが流れ出てきました。これを排出するかしないかでエンジンの調子も良くなりますし、放置すればエアクリフィルターが油でギトギトすることもあるようです。
このような形でチェーン清掃して注油してみましたが、シールチェーンにはチェーン注油不要論などもありますし、サビ予防ができれば個人のお好きなようにやるのが良いでしょう。