マグナ250 燃料ホース交換と燃料フィルターを追加しました
経年劣化していくゴムの燃料ホースの交換とフィルターを追加しました。もう30歳のバイク。
1994年式のVツインマグナですが、燃料ホースがだいぶ硬くなってきて割れてガソリン漏れしないように交換と、ついでに燃料フィルターを追加することにしました。 まずはメーター類を六角レンチを使って取りはずしていきました
過去にメーター球をLED球に交換しているので、この辺りはネジもまわりやすく簡単に外すことができました。ですが、どうしてもメーターからメーターケーブルが抜けずに錆で固着していたため、ベルハンマースプレーをして潤滑剤を浸透させている合間に、燃料タンクを下ろしたりホース交換をしました。
タンクを下ろすときは燃料コックについている燃料ホースと負圧ホースを抜いて、タンク固定のネジ1本を外せば下ろすことができました。思っていた以上に簡単ですが、ガソリン満タンで重いのです。
エアーフィルターはネジ3本と、ここのネジ1本を緩めてグリっとして外してみました。エアーフィルターも交換したいのですが13年間エアブローと洗浄でやり過ごしています。
エアクリが外れれば燃料ホース全体が見えました。途中からホースは分岐されていて前後のキャブレターへ流しているようです。硬くなったホースはなかなか抜けずグリグリと無理やり外したり、ホースをプライヤーで掴み強引に引っこ抜きました。
それでは新しいホースへと交換していきます。今回用意したのはキジマ製の内径6mmの燃料ホースと、それに合わせた燃料フィルターです。箱を開けて取り出して新旧比較すると明らかにホースの内径がちがっていました。パーツリストによれば内径6mmと表記されていましたが、車体についていたのは7mmのようです。
実際に取り付けようと思ってもなかなか入らず、シリコングリスで滑り良くしたりして挿入できました。また内径違いで外形も違うためにホースクリップも合わずに、ホースバンドを購入することになりました。
ホースを切ってある程度の形を作ってから車体に取り付けました。短いホースを狭いところで組むのは大変です。ホースの長さが少しでも長いと、くの字に折れ曲がり燃料が流れなくなるようでしたので、取り付けには微調整もしながらの作業となり時間もかかりました。純正を買うのが手っ取り早いのでしょう。
タンクを乗せてホースを繋ぎ燃料漏れがないか確認のため、燃料コックをONにしてセルを回してガソリンをながしました。フィルターの詰まりはなさそうですし錆などが流れている様子もなく、また燃料が漏れる様子もなくホース交換は成功しました。
そのままタンクを固定してメーターワイヤーの交換をした後に、エアークリーナーを取り付け忘れにきづきました。タンクを外さなければ締めれられないボルトが1本あるのです。
メーターワイヤーも経年劣化でここの樹脂部品が割れたり、ケーブルが錆ていたため交換です。
あとはこの燃料フィルターがエンジンの熱に耐えられるかどうかでしょう。