自作ポータブル電源を使ってファンヒーターを使用する
過去に自作ポータブル電源を制作してリョクエンの50Wソーラーパネルと取り付けをしていました。
普段は玄関に置いてバッテリー充電させていて夜間にE26合金LEDランプで灯りをとったり、ノートパソコンをつかったりモバイルバッテリー充電したりと活用しています。
セルスターの簡易走行充電器IS-330も付けていまして、車のシガーソケットからバッテリー充電ができるようにもなっています。これはバッテリー満充電には出来ない仕様です。
5月の割には例年よりも寒く気温は10℃前後の日々が続いています。エアコン暖房を使うか石油ストーブを使うか悩みどころですが、ちょっと試しに自作ポータブル電源からファンストーブを使うことにしました。

12Vから100Vに変換のためにリョクエンのインバーターを使用しています。これは60Hzのみの使用になっていますので50Hz専用には使えません。でも最近の家電製品は50/60Hzとも対応しているものがほとんどですから今のところトラブルはありません。
リョクエンのインバーターにファンヒーターを繋いで電源をONにしてみました。ストーブが起動する最初の消費電力は大きいのでバッテリーの電圧は一気に下がってしまいました。バッテリー容量は空と表示され点滅表示になりました。

無事にストーブが着火して暖かい風が出てくると、また電圧は高くなり12.9Vとなりました。起動前は14.5Vを維持していましたから起動時の電力は大きいことがわかります。
この50W発電するリョクエンのソーラーパネルからバッテリーに充電し、そのまま石油ファンヒーターへやく30W流れていくことですね。
ここまでやって灯油代だけがかかるファンヒーターです(笑) 電気がかからないのは反射ストーブぐらい。

というわけでこの自作ポータブル電源とソーラパネルがあれば、電気が来ていない場所でも石油ファンヒーターが使えるということですね。 その気になれば真冬のキャンプでも使えそうです。
とは言っても自作したポータブル電源のバッテリー容量は小さいので、夜間を使用時間は3~4時間ぐらいでしょうか。日中の晴れた日なら電源確保は長持ちしそうです。
