マグナ250のリアホイール関係のメンテナンス. 前編
リアホイール周りのメンテナンスに入りました。 長いので前編として、ベアリングのグリスアップまでの動画となります。だいたいは動画で説明しています。
車体からリアホイールを外してみました
スプロケット部分にはダストシールが付いていました。こちらはまだまだ再利用できそうなので壊さないようにバールで抜き取りました。専用工具のシールプーラーがあれば作業がはかどります。
ダストシールを外すと中にベアリングがあったり、古くなったハブダンパーを取り除いたり、ベアリングを細いピンを使ってふたを開けて洗浄し注油とグリスアップをおこないました。洗浄にはパーツクリーナーを使い汚れを流したらしっかりとエアーブローし、今回は奇跡の潤滑剤と呼ばれるベルハンマーゴールドスプレーを使いました。
極圧剤が金属と金属の表面を滑らかにして、さらにコーティングしてくれるので、よりよくベアリングが回転するようになりました。物理的な破損がなければ交換しなくても済むので、ベルハンマー後に二流化モリブデングリスを塗布しました。グリスはベアリングの衝撃を和らげるためにも使用されますので、忘れずに塗布して蓋をしめました。
リアホイールには2個のベアリングとハブには1個あり、サイズ違いになっていました。ベアリングの洗浄注油でどれだけ回るようになったのかたのしみです。