ヤマハ除雪機 yt660メンテナンス♯9 ウォームケースオイル交換編
分解整備をしてきて漏れたウォームケースオイル。そのままにして忘れてはいけないので、オイル交換をする作業動画になります 素人なりにがんばっております。 YT660 2015年モデル 2023年9月18日
オーガを外したり取り付けたり繰り返しているうちに漏れていたウォームケースオイルの交換をしました。自分は毎年忘れずに交換するようにしています。
このオイルを抜くときにまずは注油口のボルトを緩めます。ボルトが外れないのにオイルを抜いたら補充することができません。注油口のボルトが緩むことが確認できてから、ドレンボルトをはずしてみるとオイルが出てきませんでした。しかし注油口ボルトを外すとドレンからオイルが出てきましたので、どうやら空で回していたわけではないようですし、ボルトのネジ山の制度も高いので大気圧がかからないので出てこないのかもしれません。
こちらは10Wー40のバイク用エンジンオイルを使っていました。バイク用エンジンオイルはミッションと一緒に潤滑するので、ギヤなどに影響がないと思い使用していました。7年毎年交換でも問題ありませんでした。
今までは純正ガスケットを使用していましたが、今回はアストロプロダクツの銅ワッシャーM8を使いました。純正品を使うよりは安くていっぱい入っているのです。ボルト2個分をこちらの銅ワッシャーで大丈夫でした。
銅ワッシャーをつけてドレンボルトを取り付けました。その後補充するオイルは汎用4サイクルエンジンオイルの10Wー30です。耕運機に使用して余ったものを使いました。50ccという少ない量ですが、注油口から溢れてくるまで入れました。
注油口のボルトを取り付けてパーツクリーナーで洗浄した後、エンジンをかけて低速でオーガを回してみました。オイル交換したことによって特別に何か変わったような感じはありませんが、オイルは固くなったり鉄粉まみれになっていたりオイル不足になっていると、インペラシャフトとオーガシャフトを連結するギヤが破損する場合もありますので、状態確認のためにウォームケースオイルの交換をおすすめします。
でも少し静かになってスムーズに回るようになったかな?