ヤマハ除雪機 YT660 メンテナンス#12 プラグ交換とクローラ補修編
きっとメンテナンスとしてはこれが今年の最後になるといいな♪とおもっています。プラグ交換とクローラのほつれ補修しました。 YT660 2015年モデル 2023年10月01日
今回はプラグ交換を行いました。まずはプラグレンチにラチェットをつけて緩めてから、手でクルクルと回してぷらぐを外してみました。2年ぶりに見たプラグはすごく真っ黒で、何かが隙間に挟まっていました。正体不明の物体ですがピストンにこびりついたカーボンが燃料添加剤によって溶けて焼けたりしている段階で固まってしまったのではないかと想像しました。
純正プラグはNGKのBPR4ESです。一個当たりの値段はそれほど高くはないのですが、近くのホームセンターには売っていないことが多いので、いつもAMAZONや楽天市場を利用しています。
プラグの取り付けはネジ山をつぶさないようにまっすぐと差し込み、手だけでしっかりと締めこみました。取り扱い説明書によると20ニュートンメートルで締め付けてくださいと言うので、トルクレンチを使って適切トルクでプラグを取り付けました。もしトルクレンチがない場合は4分の1から2分の1回転締め付けてから、早いうちにトルクレンチで締めてくださいと記載されています。
自分の使っているトルクレンチは20Nm~110Nm対応なのでプラグには使えるのですが、シャーボルトやドレンボルトの取り付けトルクは20Nm未満になるため使えないのです。もう1つコンパクトなものが必要になってきました。
プラグ交換後のエンジン始動はとても簡単になりました。
その後、クローラ部分をコンクリートに擦ってゴムが剥がれて中の糸が見えていた部分に。ホルツのすき間シール剤を塗ってみました。一度ゴムが剥がれると中の糸がどんどんと出てきます。クローラが切れる原因の一つでもあるので、早いうちに対処することにしました。
クローラの側面全体にシール剤を出してから、プラスチックのヘラで伸ばしてみました。側面は凸になっているのでヘラでは綺麗な形にはなりませんでした。
このすき間シール剤は車のドアのゴム部分の破れをくっつけたりと何かと役立ちます。
これで、とりあえず2015年モデルのヤマハ除雪機のメンテナンスは完了しました。たぶん。